株式会社ベンチャーリパブリック(本社:東京都港区 代表取締役社長:柴田啓)が運営する国内最大級の旅行情報サイト『トラベルジェイピー』(http://www.travel.co.jp/)は、今夏の旅行計画に関するアンケート結果を発表しました。
今回は例年と比較し、海外旅行を計画している人が増えている傾向があり、さらにその中でも、台湾や香港・マカオなどオリエンタルなアジアエリアの人気が急浮上し、定番のグアムや韓国を押さえる結果となっており、インスタ映えスポットを意識する人が増えた印象が伺えます。
また、国内旅行は昨年までの観光を目的とした世界遺産、観光地よりもビーチリゾートの人気が上がっていること、例年よりも一人旅を目的としている人が増えていることなどから、癒しや休息、自己啓発などのメンタル面の充実を求める需要が高まっているようです。
<アンケート調査概要>
目的: 旅行に興味を持つユーザーが今夏の旅行についてどのように計画しているか、その消費動向と影響・実態を把握する。
期間: 2018年4月5日(木)~5月7日(月)
方法: インターネット調査。トラベルジェイピーのサイト上にアンケートページを設置。
対象: トラベルジェイピー ユーザー。有効回答数1,311件
※内訳の比率は、数値を四捨五入しているため合計が100%にならない場合があります
【トラベルジェイピー 夏旅ランキング2018】
※主な調査結果を以下にまとめました。
本特集が、夏休みの旅行をお考え中のユーザーの皆様のお役に立てれば幸いです。
(1)今年の夏旅の予定は?(複数回答)(回答者数:1,311)
【1泊以上の国内旅行】43.3%(昨年比-3.7ポイント)
【日帰りの国内旅行】16.3%(昨年比+1ポイント)
【まだ決めていない】16.1%(昨年比±0ポイント)
【海外旅行】15.4%(昨年比+1.9ポイント)
【旅行の予定はない】8.9%(昨年比+0.7ポイント)
例年通り、日帰り・一泊以上を合わせた「国内旅行」が約6割。
1泊以上の国内旅行を検討している人が昨年と比較して約3ポイント減少。
それに対し海外旅行は昨年より約2ポイント増えています。
「まだ(行き先)を決めていない」が旅に出ようとは思っている、という層を合わせると、旅行の計画がある人は全体の9割を超える結果となり、多くの人が夏休みに家や近所にいるのではなくどこかに旅行したいと考えていることがうかがえる結果となりました。
(2)今年の夏旅は誰と行きたい?(複数回答)(回答者数:1,170)
【子供を含む家族・親戚】30.9%(昨年比-3.5ポイント)
【恋人・夫婦】29.7%(昨年比-3.7ポイント)
【1~2人の友人・同僚】12.2%(昨年比+1.5ポイント)
【親】9.8%(昨年比+0.9ポイント)
【ひとり】11.7%(昨年比+4ポイント)
【3人以上の友人・同僚】4.7%(昨年比+1.2ポイント)
夏休み(お盆休み)ということで家族や恋人との予定を中心にしている方が変わらず多い結果ですが、数値に若干の変化がみられます。家族旅行と恋人・夫婦での旅行はほぼ同数でしたが、どちらも昨年よりも約4ポイント減少。それに対し、今年は一人旅が4ポイント上昇し、気軽に行ける国内の一人旅の需要が高まったことがわかりました。
また、親との旅行、少人数の友人・同僚との旅行も昨年より1ポイント以上増加しています。
(3)一人あたりの予算は?
※下記に記載されているものは上位よりTOP3を抜粋しております。
国内旅行(回答者数:798)
【3万円~5万円】26.6%
【1万円~2万円】20.8%
【2万円~3万円】16.6%
海外旅行(回答者数:244)
【5万円~10万円】26.6%
【10万円~20万円】22.5%
【3万円~5万円】19.3%
国内旅行は例年と変わらず「3万円~5万円」が1位。2位の「1万円~2万円」は昨年より若干増加し、3位の「2万円~3万円」は昨年よりも減少。
海外旅行は、2位の「10~20万円」と3位の「3~5万円」が僅差となり、LCCでお得に行けるアジアなども人気ですが、もっと遠くの旅行先を検討している方も増えているようです。
(4)旅行の目的は?(複数回答)
※下記に記載されているものは上位よりTOP5を抜粋しております。
国内旅行(回答者数:799)
【グルメ】14.1%
【温泉】13.4%
【山・高原リゾート】10.1%
【海・ビーチリゾート】8.4%
【絶景】6.9%
昨年は1位が温泉、2位がグルメでしたが、今年は逆転しグルメが1位、2位には全世代で人気の温泉と変わらない結果でしたが、3・4位は、昨年のテーマパーク・世界遺産に代わって、山・高原リゾートと海・ビーチリゾートが登場しています。
海外旅行(回答者数:244)
【海・ビーチリゾート】17.4%
【グルメ】14.7%
【絶景】11.8%
【ショッピング】11.7%
【世界遺産・歴史的建造物・遺跡】10.3%
昨年1位の世界遺産が5位に移動し、2・3位だった海・ビーチリゾート、グルメが繰り上がる結果となり、3位には絶景が登場するなど国内同様、観光を詰め込むよりもリゾートでのんびり過ごしたい方が増えていることがうかがえます。
(5)(国内旅行)今年の夏旅はどこへ行きたい?(複数回答)(回答者数:806)
※下記に記載されているものは上位よりTOP5を抜粋しております。
【東京ディズニーリゾート】6.9%(昨年比+1ポイント)
【沖縄本島】5.7%(昨年比+1.4ポイント)
【ユニバーサル・スタジオ・ジャパン】5.0%(昨年比-0.4ポイント)
【京都】4.5%(昨年比-0.3ポイント)
【東京】4.3%(昨年比+0.6ポイント)
国内ランキングは、順位の変動はあっても昨年と同じ行き先が上位を占めました。
今年35周年を迎えたディズニーリゾートが1ポイント上昇。沖縄も昨年よりさらに1.4ポイントアップしています。昨年ランクインしていた長野に代わり、今年は東京が5位に上昇し、東京に新たに登場した新スポットが注目されていることが伺えます。
(6)(海外旅行)今年の夏旅はどこへ行きたい?(複数回答)(回答者数:244)
※下記に記載されているものは上位よりTOP5を抜粋しております。
【ハワイ】15.1%(昨年比-1.3ポイント)
【台湾】8.9%(昨年比+1.1ポイント)
【グアム】6.4%(昨年比-2.8ポイント)
【タイ】6.0%(昨年比+0.1ポイント)
【香港・マカオ】4.9%(昨年比+1.5ポイント
海外ランキングは、昨年は1位から順に「ハワイ」「グアム」「台湾」「タイ」「韓国」と以前からの定番人気旅行先でしたが、今年は、ハワイやグアムが昨年よりもポイントが下がり、その一方、台湾や香港・マカオが急上昇。台湾が定番のグアムを抜かして2位に上昇、ランク外にいた「香港・マカオ」が韓国を抜いて5位に入るなど、また上位ランク外でもベトナムやシンガポールなどのアジア地域が目立ち、インスタ映えを意識したオリエンタルな地域の人気の高まりが伺えます。
[データの引用、転載について]
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(例)旅行比較サイト『トラベルジェイピー』調べ / 『トラベルジェイピー』が発表した2018年夏の旅行アンケートによると…
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